不自然写真
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不自然写真(ふ・じねんしゃしん)とは写真のジャンル。
1960年代後半、写真家 池本松雄によって確立されたとされる。
「自然」とは一般的に使われる「しぜん」ではなく仏教用語の「じねん」である。仏教の因果論を否定する「自然」という考え方をさらに否定する概念として池本松雄は「不自然」という言葉を使った。
彼の眼に映るものは全て「不自然」であり、それらを無数の写真によって構成したものを「不自然写真」と呼んだ。
「自然写真」の対比語として人工物を撮った写真と考えられがちだが、彼の眼に映るもの全てが被写体である。