不知火守
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不知火 守(しらぬい まもる)は、漫画『ドカベン』に登場する架空の人物で、プロ野球選手。ポジションは投手。右投右打。
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[編集] 概要
白新高校のエースで明訓高校最大のライバル。甲子園は地方予選で最後まで明訓高校に勝つ事が出来なかったため、出場経験は無い。高校1年生まで左目が不自由だったが、その後父親からの角膜移植手術により両目が見えるようになる。
高校卒業後は、1994年ドラフト1位(ハズレ1位)で日本ハムファイターズに入団。背番号「01」で土井垣将とバッテリーを組む。2004年からは犬飼小次郎率いる四国アイアンドッグスに所属、背番号「1」。
MAX163キロの速球と高速フォーク、そして「蝿が止まる」超スローボール(超遅球と呼ばれる)が武器。
つばの割れた帽子がトレードマークだが、割れている理由は幼い頃片目が見えず割っていた為である。しかし上記の手術を経て今では両目共通常の視力を得ており、特に意味のないものとなっている。
高校1年の夏・秋大会では山田に打たれたものの、2年、3年の大会では山田をほぼ完全に抑えている。しかし、岩鬼、殿馬などに打たれ、明訓に苦杯を喫した。
クールなようで意外に情に厚い。高校1年の夏の甲子園地方予選で山田に敗れた後、不知火は山田が甲子園で対戦するいわき東高校・緒方に対抗するための山田の練習台となった。緒方は落差のあるフォークボールが武器で、不知火もフォークボールを投げたのだが、山田はその落差に驚く。このフォークを予選で投げていれば、明訓にも勝てたはずといぶかるが、球についた血痕を見て、予選終了後に山田の練習台となるために習得したものと知り、落涙するのだった。
[編集] 略歴
白新高校 - 日本ハムファイターズ(1995年-2003年) - 四国アイアンドッグス(2004年-)
[編集] プロでの経歴
1995年(1年目):ルーキーにして開幕投手。その試合の近鉄戦でノーヒットノーランを達成(ちなみに、近鉄の投手は同じルーキーの坂田三吉)。
1996年(2年目):チームの優勝と自らの20勝目をかけて、オリックスとの最終戦に登板するも、敗戦投手となりオリックスに優勝を決められる。
1998年(4年目):オールスターで西武・山田太郎とバッテリーを組み、9者連続3球三振という離れ業を演じ、MVPを獲得。後半戦初戦でも西武打線相手に好投するが、山田にサヨナラ本塁打を喫した。これを機に勝ち運に見放され、この大不振が響きチームも急失速、西武の逆転優勝を許すこととなった。
2003年(9年目):山田には打たれないとの決意のもと、「イナズマ」という新球を開発。開幕戦では実際に山田を抑える。
[編集] プロでの主な記録
[編集] 背番号
[編集] 持ち球
- ストレート
- スライダー
- イナズマ
- 稲妻のごとく、複数回の鋭い変化をしながら落ちてくる球。現時点で恐らく同作品内の最強の魔球。スーパースターズ編に移行してからは本人が属する四国アイアンドッグスの出番も減ったためか、あまりお目にかかれない。
- 超遅球
- その名の通りの超スローボールで、投げた際には必ずボールに蝿が止まる演出がされる。MAX163キロのストレートと合わせて、脅威の緩急を生み出せる不知火の決め球のひとつ。
- カーブ
- ナックルボール
- フォークボール
- シュート
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