七年目の浮気
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「七年目の浮気」(The Seven Year Itch)は1955年20世紀フォックス製作のアメリカ映画である。ビリー・ワイルダー監督。
同名のブロードウェイ舞台の映画化。マリリン・モンローが地下鉄の通気口に立ち、白いスカートがふわりと浮き上がるシーンは映画史上に残る有名なシーン。 主演のトム・イーウェルは1956年ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞した。
不倫を扱った物語ということで検閲が厳しく、多くのシーンが削除されてしまった。また、撮影当時、モンローの精神状態が不安定で、台詞を覚えていなかったり忘れることがしばしばあったため、40回撮り直さなければならないこともあったという。 例のスカートがまくれ上がるシーンの撮影風景を見て、夫のジョー・ディマジオが激怒。二週間後に離婚が発表された。
[編集] スタッフ
[編集] ストーリー
ニューヨークの出版社に勤める中年のリチャードは、妻と息子がバカンスに出かけ、一人でアパートに戻る。偶然にも、階上に若いブロンド美女が間借りしているのを知り、浮気心がうずいたリチャードは彼女を家に招待するが、もともと想像力がたくましすぎるリチャードは、ひたすら彼女との関係を妄想してゆき・・・。
[編集] キャスト
- マリリン・モンロー
- トム・イーウェル