ロングホーン (キン肉マン)
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ロングホーン(Longhorn)は、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』に登場する、7人の悪魔超人の1人、バッファローマンの頭から生えている角のことである。
バッファローマンはその名の通り牛を擬した超人であり、アフロヘアの側頭部から頭上へ向かって二本の湾曲した巨大な角が生えている。このロングホーンは戦闘において必殺の武器となっており、数々の対戦相手を仕留めている。
初期には、この角が伸びて相手のパワーを吸い取ることもできたが、のちにこの設定はなくなる。また、腕がちぎれたキン肉マンの腕の骨の素材として鍛造されたこともある。ロングホーンは作中において何度も折れており、着脱式の義角になっている。
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[編集] ロングホーンを用いた必殺技
[編集] ハリケーン・ミキサー
闘牛のごとく、ロングホーンを前に突き出して突進し、相手の体をかすめるように角でひっかける。すると相手はきりもみ状に回転して舞い上がり、そのまま地面に頭から落下してしまう。
バッファローマンの初登場時、キン肉マンを苦戦させたウォーズマンをただの一撃で葬った必殺技である。「七人の悪魔超人編」では、キン肉マンの付き人ミートの体をこれで七つのパーツに分け、戦いをしぶるキン肉マンに無理矢理対戦を要求した。
[編集] ロングホーン・トレイン
タッグトーナメントで、モンゴルマン(正体はラーメンマン)と組んで「2000万パワーズ」を結成して参加した折、乱入してきた完璧超人ケンダマンとスクリュー・キッドのコンビと対戦した時に編み出した技。
足を負傷してハリケーン・ミキサーを繰り出せないバッファローマンを、モンゴルマンが背中あわせに背負ってそのまま突進して相手を串刺しにするというコンビネーション技である。
[編集] ハリケーン・ヒート
着脱式のロングホーンの一方に、片方よりはるかに長くした特製のロングホーンを着けてそのまま突き出し、突進する。それを相手が見切って角と角の間に体を割り込ませたところで、角を内側に曲げて締め上げ、宙に放り投げて相手が落ちてくるところをさらに角で攻撃する技。
タッグトーナメントにおいて、2000万パワーズがネプチューンマンとビッグ・ザ・武道のコンビ「ヘル・ミッショネルズ」と対戦した際、ネプチューンマンに対して繰り出した。登場回のサブタイトルにもなっている割にはマグネット・パワー補給前のネプチューンマンにもさしたるダメージを与えられなかった。
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