レイ・アレン
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男子 バスケットボール | ||
金 | 2000 | バスケットボール |
レイ・アレン(Walter Ray Allen, 1975年7月20日 - )は、カリフォルニア州マーセド生まれの、全米バスケットボール協会(NBA)に所属するプロバスケットボール選手。コネティカット大学(the university of Connecticut)出身。
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[編集] 経歴
大学時代には全米選手(All-American)に選ばれ、1996年NBAドラフトにてミネソタ・ティンバーウルブズから全体の5番目で指名される。
そのあとすぐ将来のドラフト1順目指名権とともに、ステフォン・マーベリーとの交換でミルウォーキー・バックスへトレードされる。アレンは6年半バックスに所属した。2002-03シーズン、バックスで47試合に出場後、シーズン途中でゲイリー・ペイトンとの交換でシアトル・スーパーソニックスへ移籍する。
[編集] プレースタイル
アレンはNBAの歴史の中で最も純粋なシューターのひとりである。3ポイントシュート年間成功数で二度1位になっている。正確かつ素早いシルクと称されほどの美しいシュートフォームで得点を重ね常に安定した成績を残せる点はNBAでもトップクラス。
アレンは優れた3ポイントシューターであるが、ドリブル、パスにも目を見張るものがある。また運動能力が非常に優れているため高度なダンクシュートも決めることが可能である。正確なシュート力と非常に高い運動能力を持つアレンのようなタイプの選手はNBA史上でも数えるほどしか存在しない。アレンは1997年オールスターのイベント、スラムダンクコンテストにも出場している。(この年の優勝者はコービー・ブライアント)。これらのことから、オールラウンドプレイヤーとしての評価も高い。
[編集] 実績
彼はNBAでも数々の成功を収めてきた。2000年オールスターでは、オールスターゲームのイベントのひとつである、3ポイントコンテストで優勝。オールスター出場回数は4回。2001年全NBAサードチームに選出される。NBA8シーズンで1試合平均得点は20.2点。2000年シドニーオリンピックに全米代表チームの一員として出場、金メダル獲得、等である。
[編集] バスケットボール以外での活躍
スパイク・リー監督の映画「ラストゲーム」(原題 ”He Got Game ”)に出演し準主役を演じた。デンゼル・ワシントン、ミラ・ジョボヴィッチらと共演を果たしている。 2004年には恋人との間に初めての息子が誕生した。そして2003-04シーズン序盤、シアトル・スーパーソニックスの大黒柱として、シーズン前の予想の多くを覆す、チームの快進撃を支えた。シューティングガードとしてプレイしている。