レイモン・ルフェーブル
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レイモン・ルフェーブル(Raymond Lefevre、1929年11月20日 - )はフランスの編曲家、指揮者、作曲家、ピアニスト、フルート奏者。イージーリスニング界の第一人者の1人として有名。
[編集] 概要
フランスのカレーに生まれる。パリ音楽院を卒業。パリ音楽院の学生時代に、ジャズに興味を持ち、1956年9月、女性歌手ダリダのデビュー曲「バンビーノ」の編曲と伴奏指揮を自ら受け持ったことが、彼のグランド・オーケストラの始まりである。1968年に「ばら色の心」「シバの女王」が大ヒットし、この2曲が全米ヒットチャートにもチャートインしたことにより、その名が知れ渡る様になる。
来日公演は、1972年の初来日から数多くある。
自ら引退するまで(ファンのためにオーケストラによる公演は続いている)約700曲を録音したと言われている。 契約レコード会社はフランスのバークレーで、日本ではキングレコードからロンドンレコード、ポリドールと発売権が移ったが、1989年にビクターエンタテインメントが日本でのアーティスト独占発売契約を行い、現在に至っている。これにより、リチャード・クレイダーマンと彼の楽団による共演のアルバム「郷愁の詩」が発売された(1995年4月21日)。
[編集] 代表曲
- 「シバの女王」
- 「ばら色の心」
- 「悲しみの終わりに」
- 「夜間飛行」
- 「ほっかいどうシンフォニー」 - 彼自身の作品。特に「スノー・カーニヴァル」が有名。