ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール
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ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール (Louis Jacque Mande Daguerre、1787年11月18日-1851年6月10日)はフランスの画家、写真家で、写真を発明した人物である。
ダゲールは、同じ画家のニセフォール・ニエプス(Nicephore Niepce,1765-1833)とともにカメラの研究を開始した。そして1826年に最初の写真術であるヘリオグラフィーを発明した。この時期にニエプスが世界最初の写真が残しているが露光時間8時間ととても長く、実用化できるものではなかった。
ダゲールはニエプスの死後も研究を続け、1839年に銀板写真を発表した。このカメラは発明者の名前をとってダゲレオタイプと呼ばれた。このカメラは露光時間を最終的には1~2分にまで抑えることに成功し、肖像写真の撮影も容易なものとなった。