リー・ウエストウッド
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リー・ウエストウッド(Lee Westwood, 1973年4月24日 - )は、イギリスのプロゴルファーである。2000年にヨーロッパ・ゴルフツアーの賞金王(賞金ランキング1位)になった。世界ランキング自己最高位は4位。身長183cm、体重89kg。これまでにヨーロッパ・ゴルフツアーで「18勝」を挙げている。
1993年に20歳でプロ入り。1996年4月に「ボルボ・スカンジナビアン・マスターズ」でツアー初優勝。同年11月に日本の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で優勝し、以後1998年まで同大会に3連覇を達成する。1998年にはヨーロッパ・ツアー年間4勝に加えて、アメリカPGAツアーでも4月第1週の「フリーポート・マクダーモット・クラシック」で初優勝を飾っている。日本でも三井住友VISA太平洋マスターズの大会3連覇に続いてダンロップ・フェニックス選手権も制し、異国の地で2週連続優勝するほどの好調さだった。2000年にはヨーロッパで年間「6勝」を挙げ、ダレン・クラーク(北アイルランド)との熾烈な賞金王争いを制して初のタイトルを獲得した。
その後大きなスランプに見舞われ、一時は世界ランキングの上位からウエストウッドの名前が消えた時期もあったが、2003年に「BMWインターナショナル・オープン」と「ダンヒル・リンクス選手権」で優勝した。アメリカ代表チームとヨーロッパ選抜チームによる団体戦「ライダーカップ」にも1997年、1999年、2002年、2004年と4度連続で出場を果たし、とりわけスペインのセルヒオ・ガルシアとのコンビネーションは抜群の強さを誇る。世界4大メジャー大会の主な成績は、1999年のマスターズ6位、2000年の全米オープン5位、2004年の全英オープン4位などがある。