ラーカス事件
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ラーカス事件(らーかすじけん)は、フロントミッションに登場する架空の事件。
2090年にオシアナ共同連合軍がニューコンチネント合衆国領ハフマン島ラーカス地区にある軍需工場を破壊したとされる事件。 USN領ラーカス地区にあるサカタインダストリィの軍需工場の極秘偵察を行っていたOCU陸防軍機動部第17特殊偵察小隊所属のヴァンダー・パンツァー4機がUSNニルバーナ機関所属第212独立部隊のヴァンツァー5機と戦闘の結果、工場が爆発炎上する惨事となった。USNはこの事件をOCU軍のヴァンダー・パンツァー4機が襲撃し、工場が破壊され62名が死亡と発表した。 一方OCUは襲撃の事実を否認、全てはUSNの狂言であると反論した。両国の和解は進まずハフマン島全土が戦闘状態へと突入、第二次ハフマン紛争が勃発することとなる。
しかし実際にはOCUとUSN軍の一部とザーフトラ共和国、サカタインダストリィがBDデバイスの実験場として利用するために引き起こした事件であった。 2092年8月12日付のデイリーフリーダム紙にジャーナリスト、フレデリック・ランカスターによって第二次ハフマン紛争の真相を暴露する記事が掲載され、ラーカス事件についても真相が明らかになった。