ランド・オブ・ザ・デッド

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[編集] 概要

『ゾンビ』などのヒット作で世界中に熱狂的なファンを持つジョージ・A・ロメロ監督が、約20年振りにメガホンを取ったゾンビ映画。近年のゾンビ映画（リメイクを含む）では省略される事が多くなっているカニバリズムを多用し、古くからのファンを喜ばせた。しかしその残虐性の裏にあるテーマは、過去の作品で同監督が提唱してきた「世界事情（戦争・紛争など）の他方向からのアプローチ」であり、強者が弱者を武力で制圧する現在のアメリカの姿を色濃く表現している。ちなみに、明らかにはされないがランド・オブ・ザ・デッドの舞台はピッツバーグである。

[編集] ストーリー

近未来、ゾンビが地球上に蔓延するようになった世界。生き残った人々は、三方を川に囲まれた島に防御フェンスを敷いて町を築き、高層ビルに暮らす富裕層とスラムに住む貧民に別れて暮らしていた。食料調達部隊の傭兵隊長ライリーは町を牛耳る権力者のカウフマンから、彼の部下であるチョロが彼の設計したデッド号を乗っ取り、町の爆破を予告したと伝えられる。脱出用の車を条件にチョロを殺害に向かうライリー。しかしその頃ゾンビが川を渡り町に侵入し、町は急速に滅亡へと向かっていった・・・

[編集] 作品データ

原題 - Land of the Dead
上映時間 - 93分
製作年度 - 2005年
製作国 - カナダ、アメリカ、フランス合作
制作・配給 - ユニバーサルスタジオ
日本配給 - UIP（ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ）
MPAA - Rated R for pervasive strong violence and gore, language, brief sexuality and some drug use.
映倫 - PG-12指定
日本語字幕 - 石田泰子
全米公開日 - 2005年6月24日
日本公開日 - 2005年8月27日