ライブドアPJ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ライブドアPJ（ライブドアピージェイ）は、ライブドアが運営するインターネット上の市民ジャーナリズムおよびその市民記者。PJはパブリックジャーナリストの略である。
目次 |
[編集] 概要
ライブドアPJの編集長は小田光康（2006年11月現在）である。
ライブドアPJは、ライブドア側に立ったジャーナリズムではなく、ライブドアから独立したジャーナリズムであろうとしている。2006年のライブドア事件の際には、堀江貴文元社長に対し逮捕前インタビューを行うなど、ライブドアに近い市民ジャーナリズムを展開している。ニュースとオピニオンの２カテゴリからなる。
大手マスメディアではカバーしきれない地域情報などを市民の目線で報じているとの評価があり、大手マスメディア関係の読者も多い。既存のメディア（特に全国紙）に批判的な立場を取ることが多いと言われている。
2006年8月現在における1日の閲覧数は約9万PVである。日本におけるインターネット上の市民ジャーナリズムは、ライブドアPJニュースの他にJANJAN（日本インターネット新聞）、ツカサネット新聞、オーマイニュースなどがあるが、2006年8月時点において、ライブドアPJニュースが最多の閲覧数を得ている。
ライブドアPJ（記者）になるためには、1050円のテキストを購入し、通信講座を受講した上で、PJ登録する必要がある。 報酬は、ライブドア・ポイントにて支払われる。記事につき、十段階評価され、500～5000ポイントが支払われる。別途アクセス数、内部評価が加味され記事ごとに加算される。
[編集] 主なPJ
2006年12月時点における主なPJ（採用総数４０本以上で現在活躍中）は以下のとおりである。
- 小田光康（ロイター通信、共同通信を経て、PJ編集長。NPO森の響、明治大学情報コミュニケーション学部、デジタルハリウッド大学講師）
- 佐藤学
- 安居院文男、一柳恵子、渡辺直子、穂高健一、堀口剛、今藤泰資、神田敏晶、伊藤昭一、後藤卓也、伊藤公
- 宇田川正昭、鈴木修司、常陸薫、高橋登、崎山勝功、大西眞一、葦乃原光晴、池野徹、野田博明
