モンド・アガケ
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モンド・アガケは、アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』の主な登場人物の一人である。14歳。(声:塩屋浩三)
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
サイド1のスペースコロニー「シャングリラ」にてジュドー・アーシタら仲間達とジャンク屋稼業をして生活していた少年達の一人で、ビーチャ・オーレグとはいいコンビである。修理と補給のため入港したアーガマからΖガンダムを盗み出し売り払おうと企み、仲間や敗残兵ヤザン・ゲーブルらと共に同艦に侵入する。その後、成り行きでΖガンダムに乗り込んだジュドーがアーガマの危機を救った事をきっかけに、彼ら共々モンドもアーガマのクルーとなる。
当初はビーチャの腰巾着的な面もあり、彼と共にアクシズへ投降したりとトラブルを招く場面も多かった。しかし、ムーンムーン・コロニーにおけるラサラ・ムーンとの出会い、そして彼女の死、その他多くの経験を経て、人間的に成長していく。
メカニックとしての腕は高く、ムーン・ムーンにおいて50年以上も放置されていたキャトルを、工具箱一つで稼動状態にするなどの活躍を見せる。アクシズ投降時には、ビーチャと共にモビルスーツ操縦の訓練を短期間ながらも受けており、アーガマに帰還してからはパイロットとしての役割もこなすようになる。また、その腕を活かしアストナージ・メドッソらと共に搭載機の整備を行う事も多かった。これといった戦功を挙げた訳ではないが、彼は無事に第一次ネオ・ジオン抗争終結まで戦い抜いている。
終戦後は、月面フォン・ブラウン市にて木星圏へと旅立つジュドーとルーを、仲間と共に見送る。