モバイル21
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モバイル21株式会社 (Mobile 21 Co., Ltd.)は、かつて存在した日本のゲームソフト開発会社である。登記上の社名は「モバイルニジュウイチ」。
[編集] 概要
任天堂が、自社の携帯ゲーム機・ゲームボーイシリーズを携帯電話に接続するためのシステムであるモバイルシステムGBを開発。その機能を活用したゲームソフトを開発するため、コナミと業務提携することを決定。両社は折半出資により合弁会社を設立することとなり、1999年10月にモバイル21が誕生した。本社は東京・浅草橋の任天堂東京サービスセンター内に設置された。
開発されたゲームソフトは主にコナミブランド(現・コナミデジタルエンタテインメント)で発売されたが、その中にはモバイルシステムGBを使用しないタイトルも含まれていた。また、当初はゲームボーイシリーズだけでなく、ドルフィン(後のニンテンドーゲームキューブ)ソフト開発や、将来の株式上場なども計画されていた。
モバイルシステムGBがその不振により2002年にサービスを終了したのとともに、モバイル21も清算された。同社が開発したソフトの諸権利は発売元に承継された。
[編集] 主な作品
- グラディウスジェネレーション(コナミ)
- 耽美夢想マイネリーベ(コナミ)
- コロコロパズル ハッピィパネッチュ!(任天堂)
[編集] 外部リンク
- 任天堂報道資料「任天堂とコナミの提携および合弁会社設立について」
- コナミプレスリリース「任天堂とコナミの提携および合弁会社設立について」
- 当時の社長・米岡正紀氏インタビュー(任天堂オンラインマガジンNo.20より)
- モバイルシステムGBひろば
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