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メンデレス川 (Menderes) は、トルコ南西部、アナトリア高原の山地から西に流れてサモス島の南でエーゲ海に注ぐ川。古名マイアンドロス (Maiandros)。全長584キロメートル。大メンデレス川とも呼ばれる。左メンデレス川、右メンデレス川、チーネ川はその主な支流である。流域は灌漑化が進み、また地中海式気候に属するため穀物、綿花、タバコ、イチジクなどを産し、トルコで有数の農業地帯を形成する。また山地を隔てて北を平行して流れる川を小メンデレス川と呼ぶ。