マルコ・ヒエタラ
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マルコ・ヒエタラ (Marco Tapani Hietala、1966年1月14日 - ) はフィンランド出身のボーカリスト、ベーシスト。
非凡なベース・プレイはもとより、デビュー時にはロニー・ジェイムス・ディオにも例えられたその強力な声で数多くの作品に参加している。 特にターヤ・トゥルネンとのデュエットは世界中で賞賛された。 また、アイアン・メイデンからブルース・ディッキンソンが脱退した際、後任候補にあがっていた。
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[編集] 略歴
1984年に兄である Zachary Hietala と共にバンド結成、Purgatory を名乗り1985年にレコード契約を獲得する。 その際にバンド名変更を要求されたためバンド名をタロットとし、フィンランドで初めてのヘヴィメタルバンドとしてアルバム The Spell of Iron でデビューする。
アルバム For the Glory of Nothing 発表の後タロットが活動休止となったため、シナジーや Conquest に参加。 さらにカバー・バンド Metal Gods で活動を行う。
シナジーとしてツアーした際にヘッドライナーであったナイトウィッシュのメンバー、中でもツォーマス・ホロパイネンと意気投合し、彼らのアルバム『センチュリー・チャイルド』より正式メンバーとなる。 この際にシナジーとナイトウィッシュを掛け持ちする予定であったが、シナジーを解雇されてしまう。
ナイトウィッシュに参加したことでタロットも再び脚光を浴びることになり、ナイトウィッシュが活動を休止している時のみタロットにて活動を行っている。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] タロット
- スペル・オブ・アイアン The Spell of Iron (1986年)
- フォロー・ミー・イントゥ・マッドネス Follow Me into Madness (1988年)
- トゥ・リブ・フォーエバー To Live Forever (1993年)
- トゥ・リブ・アゲイン To Live Again (ライブ盤、1994年)
- スティグマータ Stigmata (1995年)
- フォー・ザ・グローリー・オブ・ナッシング For the Glory of Nothing (1998年)
- シャイニング・ブラック Shining Black (コンピレーション盤、1999年)
- Suffer Our Pleasures (2003年)
- Crows Fly Black (2006年)
[編集] シナジー
- トゥ・ヘル・アンド・バック To Hell and Back (2000年)
- スーサイド・バイ・マイ・サイド Suicide By My Side (2002年)
[編集] Conquest
- Conquest (1999年)
[編集] ナイトウィッシュ
- センチュリー・チャイルド Century Child (2002年)
- End of Innocence (2003年)
- ワンス Once (2004年)
- エンド・オブ・アン・エラ End of an Era (2006年)
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