ホウ会
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[編集] 概要
219年、まだ青年だった龐会は父の龐徳が関羽との戦いに出陣する時、涙を流して見送ったという。そして父が関羽との戦いに敗れて斬首されると、若き龐会は父を処刑した関羽とその一族に復讐を誓ったと言われている。
以降も龐会の復讐の念は凄まじく、263年になって、年老いた龐会は鍾会を総大将とする蜀漢討伐に老骨に鞭を打って進んで参加した。間もなく蜀漢が滅亡した後、龐会は関羽の一族全てを捜し出し、これを皆殺しにして約40数年間も抱き続けた復讐を果したことになっているが、現在のところは真相は不詳である。
なお、父・龐徳と比較して武勇は劣るが、龐会自身も父譲りの武勇と風格を持っていたと言われている。