プルコギ
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プルコギ | |
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各種表記 | |
ハングル: | 불고기 |
漢字: | - |
平仮名: (日本語読み仮名): |
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片仮名: (現地語読み仮名): |
プルゴギ |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
ローマ字転写: | Bulgogi |
プルコギは、韓国料理のひとつ。「プル」(불)は「火」、「コギ」(고기)は「肉」の意で、日本でいう「焼肉」である。
しかし、「焼肉」に比べその歴史は浅く、焼肉が第二次世界大戦後の食糧不足時を起源としたのと同様に、朝鮮戦争中の混乱時、破壊された都市のあちこちの街角のバラック小屋で以前からあった焼肉の肉に味を付け、焼いて売ったのがその始まりといわれる。
日本の焼肉よりも甘く味付けされ、また生肉を「焼く」ものには変わりないが、汁気が多く、焼くのに使うものも鉄板より鍋に近いものなので、「焼く」というよりも「煮る」といった感じになる。食べる際もタレにはつけず、キムチやニンニクなどとともにレタスなどの野菜で包んで食べる。
プルコギよりも日本の焼肉に近いものには、豚の三枚肉を鉄板や網の上で焼いた「サムギョプサル」(삼겹살)や、
同じく牛のカルビを焼いた「カルビグイ」(갈비구이)、豚のカルビを焼いた「テジカルビ」(돼지갈비)などがある。これらはタレにつけてそのまま食べるか、タレにつけた上でプルコギと同様に野菜で包んで食べる。
これらの韓国風の焼肉は、日本で一般に普及している焼肉とは調理法に多少の違いが見られる。日本式では、食べやすいように予めスライス&カットして皿に盛りつけ、そこから一枚ずつ焼いて食べるのが普通だが、韓国式の場合、スライスはしてあるのだがカットは非常に大雑把で、ある程度かたまった状態で大皿に盛られていて、それを焼きながら、食べる少し前に大型のハサミでカットしてから食べる。そのため、韓国の店には肉カット専門の店員がいることも多い。また、日本式焼肉においては、内臓部(腸、胃、心臓等)を赤身部分と同等に食べる点で、韓国式との相違点が存在する。
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