ブックスタート
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ブックスタート(Bookstart)とは、主に新生児とその親が一緒に絵本等を読むことにより、親子関係や新生児教育に役立てようとする運動のことである。
1992年に、イギリスのバーミンガムにおいて取り組みが始まったが、後に親が新生児を抱きながら一緒に絵本を読むことが子どもの発育に好影響を与えるとの研究結果により、理論的に裏付けられた。
このことに基づいて、日本国内では1999年国会で超党派の議員連盟により2000年を「子ども年」と定め、推進協議会が準備され、2000年から活動が始まった。
現在は地方自治体や公共図書館等が中心となって活動をしている。保健所や保健センターの乳幼児健診の際に、図書館職員がブックスタートパックを手渡す方法がよく知られている。