ブックエンド
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ブックエンド(英:en:bookend)は、本の列の終わりに置くことで本をまっすぐ保つために設計された道具である。日本では本立て(ほんたて)とも呼ばれる。しばしば本棚の中にあるのが見られ、出版業や図書館では一般的な道具でもある。もしブックエンドを使わなければ、本は斜めに倒れてしまうであろう。
鋼の一枚板で作られた単純な金属製のブックエンドは、(日本国外では)1870年代には特許が取られている。20世紀には、米国の図書館用品会社の DEMCO がブックエンドを現代化するために工業デザイナーの Brooks Stevens のサービスを維持した。DEMCO社を含む図書館用品会社は1950〜1960年代に新しいプラスチックの利用を試み、それによって使える色が広がった。
ブックエンドは家庭内装飾において重要な点になりうる。より人気のあるブックエンドのいくつかはブロンズや大理石あるいは木製であったり、大きな晶洞(Geode)でできているものさえある。