フランケンシュタイン・コンプレックス
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フランケンシュタイン・コンプレックス(Frankenstein Complex)とは、 創造主(キリスト教の“神”)に成り代わって人造人間やロボットといった被造物(=生命)を創造することへのあこがれと、さらにはその被造物によって創造主である人間が滅ぼされるのではないかという恐れが入り混じった複雑な感情・心理のこと。
メアリー・シェリーの小説「フランケンシュタイン」に由来する言葉で、SF作家アイザック・アジモフが名付けた。このロボットに対する人間の潜在的な恐怖が、有名な「ロボット工学三原則」を生み出したという事になっている。