パズルボブル
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『パズルボブル』(Puzzle Bobble)は、1994年にタイトーからアーケードゲームとして発売された固定画面アクションパズルゲームである。元々はかつてのヒット作「バブルボブル」のキャラクターを用いた少々パロディ性を交えた小作品的位置づけで市場に登場した作品だったが、シンプルなルールとそこから来るゲーム性の相乗的な楽しさが広く受け入れられ、予測以上のヒット作品となった。以後同作品はシリーズ化、様々なゲーム市場へ複合展開していくこととなった。現在では、元ネタである「バブルボブル」よりもこちらの方が知名度が高い。
第1作の「パズルボブル」は全30面の1人プレイヤ式の作品。対戦・協調要素はない。
プレイヤーは2方向レバーとボタンで、画面最下部に固定されている発射台を操作する。レバーで発射角を調整しボタンで泡を発射する。面にはあらかじめ泡が配置されており、泡同士が触れると接着、同じ色の泡を3つ以上つなげると消滅する。またその消滅により、天井からのつながりから外れた泡も一緒に消し飛ぶ。一定数発射すると天井が泡一段分下がり、泡が発射台の高さまで降りてくるよりも先に全て消せば面クリアとなる。
バブルは左右の壁に当たるとピンボールの玉のように跳ね返る特性があるため、バブルの隙間を反射技を使ってすり抜けて大量のバブルを消すという技などがあった。