バツ&テリー
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『バツ&テリー』は大島やすいちが『週刊少年マガジン』に連載していた野球漫画。1984年・第8回講談社漫画賞少年部門受賞。
目次 |
[編集] 概要
野球と喧嘩に強い高校生バツとテリーの活躍を描いた作品。高校野球の部分はドカベンの影響を大きく受けている。暴走族との抗争はマガジンの売りの一つとも言える。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
テリー(一文字輝)は捕手で強打者(スラッガー)。愛車はハーレー・ダビッドソン。金持ちの息子で家には若くて美しい後妻の母がいる。
バツ(抜刀軍)は剛腕投手。大学を出て喫茶店「愛・花・夢」を経営している姉と二人暮らし。通常移動はテリーのバイクでタンデム、一人の時は原付。
野球センス抜群、チームではバッテリーを組む二人だが、縛られるのを嫌い自由に生きている。そんな彼等が思い詰めていた少女と知り合ったことから、話は大きく展開する。彼女アンが暴走族のマスコットだったことからバツとテリーは「愛狂」、「アルファルファ」、「赦悪(しゃあく)」、「ネオ愛狂」等、暴走族の抗争に巻き込まれる。
[編集] 登場人物
- 抜刀軍(バツ)
- 一文字輝(テリー)
- 白木アン(アン)
- ルナ
- 桐島
[編集] アニメ版
[編集] スタッフ
- 企画:サンライズ
- 原作:大島やすいち
- 脚本:平野靖士
- 撮影監督:古林一太
- 美術監督:中村光毅 木下和宏
- 編集:鶴渕友影
- 音楽:矢野立美
- 音響監督:浦上靖夫
- 作画監督:芦田豊雄 清水恵蔵 直井正博
- 作画監督チーフ:山内則康
- 演出:加藤充子
- 製作:伊藤昌典
- プロデューサー:宗岡幸男(SUNRISE)
- 監督:アミノテツロー
- 製作:SUNRISE
[編集] 声の出演
- 井上和彦:抜刀軍
- 塩沢兼人:一文字輝
- 有森也実:白木アン
- 渡辺篤史:桐島
- 龍田直樹:矢上辰夫
- 政宗一成:安藤克美
- 中原茂:花咲
- 平野義和:邦男
- 阪脩:校長
- 亀井三郎:教頭
- 屋良有作:鬼頭
- 田中康郎:監督
- 榊原良子:抜刀恵
- 島香裕:世良
- 島田敏:清原
- 小森まなみ:ウグイス嬢
[編集] コンピュータゲーム
1987年に本作をモチーフとしたファミコン用ソフトが発売された。タイトルは『バツ&テリー 魔境の鉄人レース』。内容はなぜか野球ゲームでは無く魔境で主人公の二人が旅をするという横スクロールアクションゲームであった。