ハインリヒ・シフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
ハインリヒ・シフ(Heinrich Schiff)は、1951年オーストリアのグムンデン生まれのチェリスト。ドイツ・オーストリア系の正統派チェリストとして評価が高い。
[編集] 略歴
6歳からピアノを、9歳からチェロを習い始め、トビアス・キューネに師事した。後にアンドレ・ナヴァラの指導も受けている。いくつかのコンクールでの入賞を基に音楽キャリアをスタートさせたが、1972年にオーストリアのグラーツで開かれた国際現代音楽協会(ISCM)演奏会で病気のムスティスラフ・ロストロポーヴィチの代役としてルトスワフスキのチェロ協奏曲を演奏し大絶賛を博し、これにより彼の名が世界に知れ渡るようになった。その後は世界各地の著名なオーケストラと共演を重ねている。
最近では指揮活動にも旺盛で、やはり世界各地のオーケストラに招かれている。ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団、ノーザン・シンフォニア、コペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、ムジークコレギウム・ヴィンタートゥアーなどの首席指揮者、首席客演指揮者を歴任。
使用楽器は1711年製ストラディバリウス「ザ・マーラ」と1739年製モンタニャーナ「スリーピング・ビューティ」。
[編集] ディスコグラフィ
- ドヴォルザーク チェロ協奏曲 アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- ドヴォルザーク チェロ協奏曲 サー・コリン・デイヴィス指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
- シューマン チェロ協奏曲 ベルナルト・ハイティンク指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第1番 マキシム・ショスタコーヴィチ指揮バイエルン放送交響楽団
- ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第2番 マキシム・ショスタコーヴィチ指揮バイエルン放送交響楽団
- プロコフィエフ チェロと管弦楽の為の交響的協奏曲 アンドレ・プレヴィン指揮ロス・アンジェルス管弦楽団
- エルガー チェロ協奏曲 サー・ネヴィル・マリナー指揮ドレスデン・シュターツカペレ
- ヴュータン チェロ協奏曲第1番 サー・ネヴィル・マリナー指揮シュトゥットガルト放送交響楽団
- ヴュータン チェロ協奏曲第2番 サー・ネヴィル・マリナー指揮シュトゥットガルト放送交響楽団
- ブラームス ヴァイオリンとチェロの為の二重協奏曲 ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
- ベートーヴェン ピアノとヴァイオリンとチェロの為の三重協奏曲 クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
- ブラームス チェロソナタ ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
- ベートーヴェン チェロソナタ ティル・フェルナー(ピアノ)