出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニコポリスの戦いの布陣図。緑がオスマン帝国軍、赤がハンガリー主導の十字軍。
ニコポリスの戦い(ニコポリスのたたかい)は、1396年に、ドナウ河畔のニコポリスでオスマン帝国のバヤジット1世(位1389~1402)とハンガリー王ジギスムント率いるヨーロッパ諸国との間で起こった会戦。オスマン帝国側の圧勝で終わった。この戦いによってバヤジット1世は、カイロのマムルーク朝保護下にあったアッバース朝の子孫であるカリフから「スルタン」の称号を授けられた。