ナコーンパトム
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統計 | |
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所在地 | ナコーンパトム県 |
面積 | 417.44km² |
人口 | 167,544人 (2003年) |
人口密度 | 401人/km² |
地理番号 | 7301 |
地図 | |
ナコーンパトム市(Nakhon Pathom)はタイ・中部にある郡(アンプー)である。ナコーンパトム県の県庁所在地(ムアン)でもある。
目次 |
[編集] 名称
ナコーンパトムとは「初めの町」と言う意味を持つ。これは町の建設が一番古い説で3世紀にさかのぼるからだといわれているほど、古い歴史を持つからである。
[編集] 歴史
3世紀遅くとも6世紀までにモン族の入植の痕跡が認められている。スコータイ王朝以降徐々にタイ族の入植が始まった。
アユタヤ王朝時代には、ターチーン川の水位が下がったため水運の廃れたナコーンパトムを見捨ててナコーンチャイシーへ住民は流れた。
しかし、1870年にラーマ4世はワット・プラパトムチェーディーを建設し、ラーマ5世時代にはダムロン親王によりナコーンチャイシーからの住民の移住が行われた。また、ラーマ6世(ワチラーウット)は西洋風の宮殿、サナームチャン宮殿建設し自ら赴くこともあった、これらのによりナコーンパトムは再び発展することとなり、ラーマ6世ゆかりの地として知られるようになった。
1896年には現在のナコーンチャイシー郡を含めた地域にプラパトムチェーディ郡と名付けられ郡が成立したが、1913年にはナコーンチャイシーが分離し、プラパトムチェーディー県庁所在地となり現在の名称に改称された。
[編集] 地理
郡内のほとんどが湿地帯で、平坦である。
[編集] 経済
郡内の主要産業は、農業、工業である。名産品はザボン、フトモモ等である。東南アジアの仏教の聖地と見なされていることや、ラーマ6世にゆかりの深い土地であることなどから、観光業も盛んである。
[編集] 行政区分
アユタヤ市は25のタムボンを有する。
- タムボン・プラパトムチェーディー (ตำบลพระปฐมเจดีย์)
- タムボン・バーンケーン (ตำบลบางแขม)
- タムボン・プラトーン (ตำบลพระประโทน)
- タムボン・タンマサーラー (ตำบลธรรมศาลา)
- タムボン・タークローン (ตำบลตาก้อง)
- タムボン・マーブケー (ตำบลมาบแค)
- タムボン・サナームチャン (ตำบลสนามจันทร์)
- タムボン・コーンヤーイホーム (ตำบลดอนยายหอม)
- タムボン・タノンカート (ตำบลถนนขาด)
- タムボン・ボープラップ (ตำบลบ่อพลับ)
- タムボン・ナコーンパトム (ตำบลนครปฐม)
- タムボン・ワンタクー (ตำบลวังตะกู)
- タムボン・パークローン (ตำบลหนองปากโลง)
- タムボン・サームクワーイプアック (ตำบลสามควายเผือก)
- タムボン・トゥンノーイ (ตำบลทุ่งน้อย)
- タムボン・ノーンディンデーン (ตำบลหนองดินแดง)
- タムボン・ワンエン (ตำบลวังเย็น)
- タムボン・プローンマドゥア (ตำบลโพรงมะเดื่อ)
- タムボン・ラムパヤー (ตำบลลำพยา)
- タムボン・サクラティアム (ตำบลสระกระเทียม)
- タムボン・スワンパーン (ตำบลสวนป่าน)
- タムボン・フワイチョーラケー (ตำบลห้วยจรเข้)
- タムボン・タップルワン (ตำบลทัพหลวง)
- タムボン・ノーングールアム (ตำบลหนองงูเหลือม)
- タムボン・バーンヤーン (ตำบลบ้านยาง)