トーク (アルバム)
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トーク | ||
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イエス の アルバム | ||
リリース | 1994年5月22日(US) | |
録音 | 1993年頃 | |
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |
時間 | 54:30 | |
レーベル | Victory Music | |
プロデュース | トレヴァー・ラビン | |
レビュー | ||
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イエス 年表 | ||
結晶 (1991) |
トーク (1994) |
キーズ・トゥ・アセンション (1996) |
トーク (Talk) は、イエスのアルバムである。メンバーはジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア、トレヴァー・ラビン、トニー・ケイ、アラン・ホワイト。「ウォールズ」にはスーパートランプのロジャー・ホジソンがボーカルとして参加している。
[編集] 収録曲
- コーリング
- アイ・アム・ウェイティング
- リアル・ラヴ
- ステイト・オブ・プレイ
- ウォールズ
- ホェア・ウィル・ユー・ビー
- エンドレス・ドリーム:a)サイレント・スプリング~b)トーク~c)エンドレス・ドリーム
- コーリング(スペシャル・ヴァージョン)
[編集] 経緯
「結晶」のリリース後に行われた大規模な公演ツアーの後、8人編成によるイエスからビル・ブラッフォードとスティーヴ・ハウが脱退した。イエスは1992年にビクトリー・ミュージック(日本での系列はビクターエンタテインメント)と契約、1993年春には新作アルバムを発表する予定だったが、その直後にリック・ウェイクマンも脱退し、結局はロンリー・ハート時代の、いわゆる90125メンバーが残り、制作に参加した。こうして出来た本作は、基本的にはトレヴァー・ラビンの音楽として捉えられる内容となった。
なお、このアルバムのイエスのロゴは、ロジャー・ディーンによる有名な丸っこいデザインのものが使われず、ピーター・マックスによるデザインのロゴが使われている。
セールス的には振るわなかったものの、このメンバーでの作品の中では、音楽性の評価は高い方である。しかし結局、このアルバムを最後にトレヴァー・ラビンはイエスを脱退し、映画音楽の道に進んだ。ほぼ同時にトニー・ケイも脱退しているが、その途端、待ってましたとばかりに、スティーヴ・ハウとリック・ウェイクマンがイエスに復帰している。
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