トヨタ・イプサム
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イプサム(Ipsum)はトヨタ自動車が生産するミニバン型の乗用車である。2007年初夏に生産終了が予定されている。
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[編集] 歴史
[編集] 初代(1996年~2001年4月)
コロナの車台をベースとした排気量2000cc(3S-FE型)の5ナンバーサイズのため車体が小さかった。乗車人数は7人乗りのみ。キャッチコピーは「走れ、家族の季節。」「みんなのドリームズ・カー!!」「セダン+ステーションワゴン+スポーツカー=」。 広告キャラクターとして西村雅彦が起用された。イメージキャラクターは「イプー」。 基本的にカラーはツートンで、原色を避けた明るいカラーが多かった(パープリッシュブルーマイカメタリック等)。後に特別仕様車として「ホワイト・イプサム」が発売。 長野オリンピックの公式カーとして、スノーレッツデザインのホワイト・イプサムが作られた。
1998年4月のマイナーチェンジでは、バンパー部等のカラー変更、原色系への移行、落ち着いた色合いへの変更があった。 ミラーやフロントグリル、リヤ部、コンパネ周り、シートアレンジの変更があった。 広告キャラクターはビビアン・スーが起用された。イメージキャラクターは「イプーとサムー」。
運転しやすいサイズや、ファミリ-を意識したCMも受けて、ヒット車となった。
1998年5月、姉妹車として、ガイアが登場(~2004年8月)。
[編集] 2代目(2001年5月~)
現行モデルは、ホンダ・オデッセイに対抗する為、排気量を2400cc(2AZ-FE型)に引き上げ車体を少し大きくして3ナンバーサイズとなった。これに伴い大幅にデザインとロゴマークをチェンジ。新たに6人乗りの上級グレードが追加されている。車名ロゴが「ipsum」から「IPSUM」に変更された。キャッチコピーは「ミニバン・トゥモロー」。CMでは映画「サウンド・オブ・ミュージック」のサントラ曲が流れ、子供を中心としたファミリー優先だった先代と違いエレガントなイメージを植え付けた感じだった。
2003年10月のマイナーチェンジでは、内外装デザインの変更、ボディカラー変更、環境性能の向上など多岐に渡る変更が行われた。キャッチコピーは「僕の新しい家族がやってきた」。CMソングにはRIP SLYMEの「虹」(アルバム「TIME TO GO」収録曲)が起用された。
現行モデルのグレード
カタログモデル
- 240u(7人または6人乗り)
- 240s(7人または6人乗り)
- 240i(7人乗りのみ)
特別仕様車
- 240iアルカンターラバージョン(7人乗りのみ/2004年1月から12月まで発売)
- 240iプレミアム・アルカンターラバージョン(7人乗りのみ/2004年12月から2005年8月まで発売)
インテリアカラーは240uと240iがアイボリー、240sはダークグレー。シート表皮は240uがダブルラッセル、240sがモール織物、240iがトリコットニット。特別仕様車のアルカンターラバージョンはスエード調の人工皮革・アルカンターラを採用。
三角窓がある。
[編集] 備考
- 3列目のシートはオデッセイと同様床下収納となっている。
- ヨーロッパでは初代が「ピクニック」で輸出され、2代目が「アベンシス・ヴァーソ」の名前で発売されている。
- シンガポールでは2代目も「ピクニック」の名で販売。
- 取り扱いはトヨペット店(大阪府は2006年8月7日までトヨタ店。ただしガイアが登場するまでは大阪トヨペット(現・大阪トヨタ)でも取り扱っていた。)、ネッツ店(2004年4月まではトヨタビスタ店)。
- トヨタからの正式な情報ではないが、自動車関連の雑誌によれば、マークIIブリットと来年統合され、仮名称「ゾーン」となるのではないか?という予想が出されており、今後が期待される。
[編集] 車名の由来
- Ipsum ラテン語で「本来」の意味。
[編集] 外部リンク
- イプサム
- Avensis Verso(ユーロverイプサム)
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