スーパーハイビジョン
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スーパーハイビジョンは、NHK放送技術研究所が開発を行っている超高精細映像システム。
2002年5月に同研究所にて行われた「技研公開」にて初披露。当時は「走査線4000本級超高精細映像システム」という名称を用いていたが、2004年の「技研公開」にて「スーパーハイビジョン」の名称が付けられた。[1]
愛・地球博の、グローバル・ハウスオレンジホールにて一般公開された。また九州国立博物館ではシアター4000として常設の施設となっている。
[編集] 主な仕様
- 走査線:4320本
- 画素数:7680×4320(ただしRGBのうちGのみがフルスペックで、R・Bは半分の3840×2160)
- フレームレート:60P/秒(順次走査)
- 音声:22.2ch (上層9ch,中層10Ch,下層3ch, LFE 2ch) 音響機器はBOSEが採用されている
- スクリーン:最大600インチ (キクチ科学研究所による)
- 投影装置:日本ビクターの D-ILAプロジェクターを2台利用している