スーパーセンター
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スーパーセンター (Supercenter、略称:SuC) は米国ウォルマート社が、食料品ストアー及びディスカウントストアー(日本でいうホームセンター)を同じ建物内に配置して1か所のレジにて会計を行える小売業態 (店舗) を称した事が始まりである。時代に合わない商店街やGMSに対して、ポスト商店街・ポストGMSとしてこれから成長していく業態といわれる。
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[編集] 特徴
スーパーセンターの特徴としては、以下の特徴がある。
- 食料品・医薬品・日用品・衣料品・家電・カー用品など、日常生活に必要な物は概ね何でも揃う。(ワンストップショッピング)
- 売場はワンフロアが基本。多くても2フロア。
- 集中レジ方式。
- 巨大な駐車場を用意。
- 低価格(EDLP: Everyday Low Price)
[編集] GMSとスーパーセンターの違い
日本でこれまで発達してきたGMSは、3階建以上が一般的で、レジがフロア毎に別れていたため、エスカレーターやエレベーターで昇り降りしたり、売場ごとに会計をしなければならないなど、客にとっては不便であった。これに対し、スーパーセンターは、ワンフロア・集中レジであるため、スピーディーに買い物を済ますことができるのが利点である。
[編集] スーパーセンターの例
- ドン・キホーテ - 東京23区においてはスーパーセンターの代名詞である。
- ジョイフル本田
- ウォルマート - 2006年現在、西友ブランドで国内に2店舗出店。
- ベイシア、カインズホームセンター
- イズミヤ
- イオンスーパーセンター
- A-Zマキオスーパーセンター鹿児島県阿久根市- 事実上の日本のスーパーセンターの元祖として業界内では有名。(イオンなども店舗設定の参考したと云われる)
- プラント