ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ
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ジョーゼフ・リーオ・マンキーウィッツ(Joseph Leo Mankiewicz, 1909年2月11日 - 1993年2月5日)はアメリカの映画監督・映画製作者・脚本家。
コロンビア大学で学んだ後、シカゴ・トリビューンの記者としてベルリンで働くうち、ベルリンのパラマウント映画で映画に字幕をつける仕事をするようになった。それをきっかけとして、映画の脚本を書くようになり、1930年代には脚本家として活躍。またプロデューサーとして「フィラデルフィア物語」などを制作した。
1946年に映画監督としてデビュー。ドラマ、ミュージカル、歴史劇など、様々なジャンルで優れた作品を作り出した。アカデミー作品賞と脚本賞を2回ずつ受賞している。
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[編集] 作品
[編集] 脚本
- 「麦秋」 Our Daily Bread (1934)- キング・ヴィダー監督
[編集] 映画制作
- 「激怒」 Fury (1936)― フリッツ・ラング監督
- 「王国の鍵」The Keys of the Kingdom (1945)- ジョン・M・スタール監督
[編集] 監督作品
- 三人の妻への手紙 A Letter to Three Wives (1949)- アカデミー監督賞・アカデミー脚本賞
- イヴの総て All About Eve (1950)- アカデミー作品賞・監督・脚本賞、カンヌ国際映画祭審査員特別賞
- ジュリアス・シーザー Julius Caesar (1953)
- 裸足の伯爵婦人 The Barefoot Contessa (1954)
- 野郎どもと女たち Guys and Dolls (1955)
- 去年の夏 突然に Suddenly, Last Summer (1959)
- クレオパトラ Cleopatra (1963)
- 三人の女性への招待状 The Honey Pot (1966)
- 探偵 <スルース> Sleuth (1972)
弟のハーマン・J・マンキーウィッツ Herman J. Mankiewicz は映画製作者・脚本家。
[編集] 関連項目
カテゴリ: アメリカ合衆国の映画監督 | ペンシルバニア州の人物 | 1909年生 | 1993年没