ジャーメイン・オニール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャーメイン・オニール(Jermaine O'Neal, 1978年10月13日 - )はアメリカ合衆国のバスケットボール選手。NBAのインディアナ・ペイサーズに所属している。サウスカロライナ州コロンビア出身。ポジションはパワーフォワード、センター。
[編集] 経歴
ワシントンD.C.のオ・クレア高校を卒業後の96-97NBAドラフトでポートランド・トレイルブレイザーズから17位で指名を受けNBA入り。
ブレイザーズでの4シーズンは出場時間も限られ、力を発揮できずにいた。00-01シーズン開幕前にペイサーズにトレードされる。
ペイサーズでは素質を開花。先発パワーフォワードの座を確保、1試合平均12.9得点、9.8リバウンドの成績を残し、同シーズンのMIP(最も成長したプレイーヤー)を受賞する。
その後、2002年から5回連続でオールスターにも出場を果たし、同じく2002年には米国代表としてバスケットボール世界選手権大会に出場するなど、リーグ屈指のPFの地位を築く。
2003年にはリーグ最高勝率を残しプレーオフへと進むが、この年の王者になるピストンズに2勝4敗で敗れる。
04-05シーズンの11月19日のピストンズ戦でロン・アーテストが中心となる客との乱闘を起こし、15試合の出場停止処分(当初は25試合の出場停止処分だったが、短縮された)を受ける。元々リーグの優等生だったオニールが、客に向かってパンチを繰り出すシーンは人々に大きな衝撃を与えた。
処分明けは怪我もあったものの、チームの大黒柱として復帰。05-06シーズンはチームが怪我に泣かされ続けたもののプレーオフに進出。しかし、ここでも怪我人に泣かされネッツの前に一回戦敗退。
アレン・アイバーソンとともにコーンローの代名詞的選手。