ジェネラルスタッドブック
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ジェネラルスタッドブック(General Stud-Book、英国公式血統書)は、体系的にまとめられたものとしては最古のサラブレッド血統書である。第一版は1791年に刊行された。後のスタッドブック(血統書)、さらにはサラブレッドの方向性を定めたものとして大きな意味を持っている。
成立は18世紀後半に遡る。ジョッキークラブ事務局長のジェームズ・ウェザビーは、サラブレッドの体系的な血統書の発刊を目指し、甥で同名のジェームズ・ウェザビーに各牧場の私的な血統記録や、過去のレーシングカレンダーを集めさせ1791年にはそれまでの活躍馬の血統とそれらの簡単な成績、輸入東洋種牡馬102頭、サラブレッドの血統基準をまとめたジェネラルスタッドブック第一版を創刊した。この刊はその後も改討され、1891年に最終改討版が出版されている。続く第2巻、第3巻と、以後のサラブレッドを収録しながら刊行され続けた。
ジェネラルスタッドブックの意義としてはサラブレッドの基準を定めたと言うことがあげられるだろう。純血種(多少語弊があるが)としてのサラブレッドが定義づけられ、以後のサラブレッドの方向性に大きな影響を及ぼした。