シールテープ
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シールテープ (seal tape) は、テープ状のシール材。
[編集] 概要
シールテープは、水道管や空気管など、液体や気体を導く配管の接続部分等に生じたすき間を埋めるために使用されるシール材である。 配管の接続部分は互いにねじが切られており、それらをかみ合わせることで接続を果たしている。 しかし、接続箇所のねじ切りを完全に整合させることは難しく、ここにわずかなすき間が生まれる。 このすき間は液体や気体にとっては容易に通過できるものであるため、これを埋めておかないと漏水・漏気・漏油の原因となる。
シールテープの材質はテフロン(ポリテトラフルオロエチレン)。 薄いテープ状に加工しリールに巻かれた状態で販売されており、テープ幅や巻き長により種類がある。 径の太い配管には幅の広いテープが適している。
シールテープはホームセンターなどで水道配管補修材として販売されている。 配管継ぎ手など、水道配管部品には少量ながら付属している場合もある。
[編集] 使用方法
シールテープは、接続する配管の雄ねじに適量を巻き付けたのち、雌ねじにかみ合わせる。
雄ねじの先端、一山から二山程度あけた部分から巻き始める。 巻き始め部分で数回ほど巻き付けたのち、ねじの根本に向かってテープを重ね合わせるようにして巻きつけていく。
シールテープはねじ山に沿うようにして巻く。 このとき逆方向に巻いてしまうと、ねじを挿入するときにシールテープが取れてしまう。 また、先端部よりテープがはみ出してしまうと、管内にシールテープの切れ端が侵入することになり、配管のつまりの原因になる。
[編集] 関連項目
- パッキン