シンポジウム
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シンポジウムは、英語の symposium に対応する日本語である。
一般的には、あるテーマを決めて、広く聴衆を集め、公開討論などの形式で開催されることが多い。 現在の日本でも新聞社や企業、自治体、研究団体などが主催して様々なシンポジウムが行われている。もっとも多く見られる進行方法は、まず第一部で基調講演が行われ、その後に第二部としてパネルディスカッションが行われる。この他、小グループの活動報告や、余興(例:和太鼓)が行われることもある。
パネルディスカッションではあるテーマを議題として、数人の論者(パネリスト)が意見を述べ、互いに討論を行ったり、会場から質問を受けたりしながら進行する。論者の選定がポイントであり、また司会者(コーディネーター)の役割が重要である。事前に打合せを行っておかないと、かみ合わない話のまま進行してしまう事例もまま見られる。
シンポジウムは古代ギリシャの饗宴(symposion)に由来する言葉で、本来はいっしょに酒を飲む、という意味。プラトンの対話編『饗宴』にもその様子が描かれている。