シルバヌス・オリンピオ
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シルバヌス・エピファニオ・オリンピオ (Sylvanus Epiphanio Olympio, 1902年9月 - 1963年1月13日)は、トーゴの政治家で初代大統領。
トーゴがフランス領であった1958年、首相に就任。1960年の独立後は初代大統領となり、国家元首である大統領と行政府長官たる首相を兼任することで、実権を掌握した。だが1963年、後に大統領として独裁政権を敷くこととなるニャシンベ・エヤデマが参加する軍事クーデターで殺害され、大統領職はニコラス・グルニツキー氏に引き継がれた。現与党トーゴ人民連合政権に対抗する有力者、ジルクリスト・オリンピオは、シルバヌス・オリンピオの息子である。