ショット
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ショット(Shot)とは、
- 映画における撮影されたフィルムの単一断片のこと。
- ゴルフなどの競技における打撃行為、またはその打球のこと。
- 銃などによる射撃のこと。
- 酒のこと。または酒の量を示す単位。
- バスケットボールにおいて、シュートのためにボールを放つこと。
以下、1についてこの項に記す。
[編集] 映画における「ショット」
映画におけるショットとは、切れ目なしに連続して撮影された映像の単一断片を指す。長さに関係なく、カットされて(切られて)いなければ1つのショットになる。 映画では1秒間に24個のフィルムのコマがあり、最小単位からいえば、コマ→ショット→シーン→シークエンス→1本の映画、となる。シーンとシークエンスはしばしば曖昧で、又、ショットを長くすればシークエンス(あるいは映画全体)まで延ばす事も出来る。 カットを同義語として使う場合もあるが、ショットは上記の通り映像そのものを指し、カットはショットからショットへ転換するその切れ目あるいは編集でフィルムを切断する行為を指す。