シキホル州
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シキホル州(Province of Siquijor)は、フィリピン中部ヴィサヤ地方(Central Visayas, Region VII)に属する州である。ネグロス島とセブ島の南にあるシキホル島全体がこの州の領域で、1971年9月17日にネグロス・オリエンタル州から分離した。面積は343.5km²、人口は81,598人(2000年)で、共にフィリピン国内で3番目に小さく、少ない。
州都はシキホルであり、珊瑚礁やマングローブに囲まれセブ島からも高速艇ですぐに着くため、観光が盛んである。シキホルのほかにエンリケ・ヴィラヌエヴァ、ラジ、ラレナ、マリア、サン・フアンの計6市町がある。ミゲル・ロペス・デ・レガスピのセブ島征服(1565年)以来のスペイン領で、どの町も古いローマ・カトリック教会が立っているが、一方で土着宗教とキリスト教の融合した魔術が盛んなことでも有名な州である。
1854年からはボホール島の軍管区にもとにあったが、1892年にネグロス・オリエンタル州の一部となり、1971年に独立した州となった。