ゲッターラブ!! ちょー恋愛パーティーゲーム
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| ゲッターラブ | ||
|---|---|---|
| プラットフォーム | ニンテンドウ64 | |
| 発売元 | ハドソン | |
| 発売日 | 1998年12月4日 | |
| ジャンル | 恋愛パーティーゲーム | |
| レイティング | 全年齢対象 | |
| 名前変更 | 可 | |
| エンディング数 | 29 | |
| セーブファイル数 | 2（コントローラパックが別途必要） | |
| キャラクターボイス | なし | |
| CGモード | あり | |
| 音楽モード | なし | |
| 回想モード | なし | |
| メッセージスキップ | なし | |
| オートモード | あり | |
| 備考 | 1～4人用 コントローラパック対応 |
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『ゲッターラブ!! ちょー恋愛パーティーゲーム 』（以下ゲッターラブ）とはハドソンより発売されたNINTENDO64用の恋愛パーティーゲーム。 略称は「ゲブ」である。
目次 |
[編集] 歴史
- 1998年12月4日ゲッターラブ!! ちょー恋愛パーティーゲーム（本作品）発売
- 1998年12月18日プロモーションアルバム「ゲッターラブ!!～PANDA LOVEUNIT～／ハドソン」発売
- 2001年9月27日ドリームキャスト用ソフトタイピング OF THE デート発売
- 2001年10月4日ゲームボーイアドバンス用ゲームソフトハテナサテナ発売
- iアプリ用コンテンツゲッタイピングラブ!!ゲッタイピングラブ!!2も配信中である
[編集] 概要
この作品は比較的対象年齢の低めのソフトが多いNINTENDO64では数少ない（おそらく唯一の）恋愛シミュレーションゲームであり、また恋愛シミュレーションゲームというジャンルの中においても4人同時対戦可能なパーティーゲームという点で異色である。
キャラクターデザインについても、他の恋愛シミュレーションとは異なり髪の毛が緑やピンクのヒロインは登場せず、比較的現実にいそうな雰囲気の女の子が多く登場している。キャラクターグッズ等が発売されることも殆んどなく、絵師やシナリオなどではなくあくまでゲームシステムの面白さを全面に押し出している点も特筆すべきであろう。 このゲームに付属の取扱説明書もこだわって製作されており、ティーン向けのファッション雑誌風のデザインになっている(一見すると取扱説明書と分からないほどである)。 以上の点から察するに、このゲームはコアなギャルゲーマニアを対象としたものというよりは、中高生以上の比較的ライトなゲームプレイヤーをターゲットにして企画されたと考えられる。
余談であるが、当時のNINTENDO64専門ゲーム雑誌である64ドリーム（現・ニンテンドードリーム）が、このゲームの発売数ヶ月前から異様なまでに熱気のある特集記事を組んだ事実はファンの間では良く知られている。プロフェッショナルである64ドリーム誌の編集者を熱狂させたこの事例からも、ゲッターラブの独創性ある面白さが感じ取っていただけるのではないだろうか。また、当時の64ドリームのハドソン担当の編集者は、このゲームの第一報が届けられた時に「ゲッターロボ」のゲームと勘違いし、取材の際にロボットものに詳しい編集者をハドソン社へ向かわせたという逸話もある。
[編集] 内容
メインとなるゲームモードは
- ひとりであそぶゲーム ノーマルモード
- みんなであそぶゲーム ノーマルモード
- みんなであそぶゲーム ひとりの女のコをねらう
- みんなであそぶゲーム 女のコの人気をきそう
の4種類があり（「ひとりであそぶゲーム」以外は4人まで対戦プレイが可能）、その他にもミニゲームが楽しめる『バトル』、ゲーム中の記録を見られる『ランキング』、ゲーム中の話題ボールやイベント画像を閲覧できる『メモリーズ』、設定の変更・遊び方説明・スタッフロールが見られる『オプション』の各モードもある。
メインとなる「ひとりであそぶゲーム」のあらすじは、パンダ市立パンダ高校の一年生であるプレイヤーが、ゲーム中でライバルとなる同級生の吉川知佳志・佐藤大介・中山雪舟（ゲーム中では各々ちかし・だいすけ・せっしゅうと表記）の三人と共に夏休み中の二週間のうちに、『だれが最初にカノジョを見つけるか』という競争を始めることになった、というものである。 肝心のゲーム内容であるが、男の子キャラクター四人が行き先を決める事でパンダ市内を歩き回り、行き先で出会った女の子キャラクターデートの約束を取り付けてデートを繰り返すことで女の子の好感度をアップさせ、最終的に告白する(女の子に告白されることもある)事でカップルを成立させるかを競うゲームとなっている。 男の子キャラクターの容姿レベル・体力レベルを競い合う事によって女の子の反応やデートの成否が変化する点や、女の子との会話中に於いていかに相手の好みそうな会話を手持ちの話題ネタ(ゲーム中では「話題ボール」と呼ばれる)でするか、ゲーム中で手に入るカード(自分の状況を有利にするものや相手の妨害をするもの等いろいろある)を如何に上手いタイミングで使うか、ゲーム中においてお邪魔キャラクターである麗香をいかにしてかわすか等、良く考えられたシステムとなっている。 だが、このゲームを最も特徴付けているシステムは、一日昼・夕方・夜の各ターン毎に男性キャラクターが、表示されるマップの中から行き先を同時に決定し、その後表示される移動画面中に男女すべてのキャラクターが移動する、ＳＡＭＳ（Simultaneous Activity Map System・サムス）と呼ばれるものであろう。 このシステムでは、各キャラクターがどの行き先を選ぶかだけでなく、行き先へ到着する順番がゲームをプレイする上で重要な要素となっており、その順番を競う駆け引きによりゲームに高い戦略性がが生まれている。 それ以外にも他のギャルゲーにも見られるイベントCGや話題ボールの収集もあり、一人でやりこむ分にも十分満足できるつくりとなっている。
[編集] 登場人物
- 白井あゆみ（しらい あゆみ）
父、母、妹（まゆみ、中２）と、マンションに住んでいる。
- 伊東なつき（いとう なつき）
家族…父、母、弟（正夫、中１）と家族同居。ペットはジャンガリアンハムスター数匹 自宅が元酒屋のコンビニエンスストア：イトーマートを経営している。
- 続木花（つづき はな）
関西の実家に父、母、兄、姉がいる。ペットであるカメのカメ吉とアパートに同居している。
- 皆川真琴（みながわ まこと）
父(戦場カメラマン)、兄（明、２７歳）の家族がいる。母は離婚。 ペットとしてクロネコのトムコがいる。 リキッドの上のマンションに住んでいるが、父は留守がち、兄はアメリカ在住でほぼ一人暮らし。
- 天海きいろ（あまみ きいろ）
祖母がロシア人のクォーター。 父、母はいるものの、海外在住。 雫の家に下宿中している。
- 森村雫（もりむら しずく）
祖父、祖母、父、母の家族がいる。 ペットはラブラドールレトリバーのペロ。 一軒家に家族と同居している。きいろは森村家に下宿中
- リィ・メイファ（りぃ めいふぁ）
家族…父、母、親戚大勢 ゲーム中に登場する、叔父夫婦の料理店：中華ハオハオに下宿。家族は中国にいる
- 金剛寺麗香（こんごうじ れいか）
父、母（エマニュエル）、弟（麗人、小学生）の家族がおり、門まで約１キロの超豪邸に家族と居住。 執事と従業員も大勢。 シーズーのイヴォンヌがペット(森村家のペット：ペロとけんかした事があるらしい)
- アルフォンソ・ロベルト・マルティニ（あるふぉんそ・ろべると・まるてぃに）
父、母、姉（サラ）の家族がいる。高級マンションに付き人と同居している。家族はイタリアにいる。
- 辻薫（つじ かおる）
家族については不明？ リキッドの上のマンションでひとり暮らしをしている。
- 吉川知佳志（よしかわ ちかし）
父、母、姉がおり、マンションに家族同居している。
- 佐藤大介（さとう だいすけ）
父、母、小学生の妹２人の家族がいる。
- 中山雪舟（なかやま せっしゅう）
祖父、祖母、父、母と家族同居している。 ペットが熱帯魚(魚マニアでもある) 家はすし屋：寿司正を経営しており、出前もさせられるらしい
この他にも通行人をはじめ、様々なキャラクターが登場する。
[編集] スタッフ
- ゲームデザイン：中村心
- メッセージ：高橋克則、加藤和美
- キャラクターデザイン：柴田晃宏
- メインプログラム：西野公博
- バトルプログラム：高橋ミッツ
- サウンド：坂東章平
- ディレクター：飛澤正人
[編集] 関連作品
関連作品としてドリームキャスト用タイピング練習ソフト『タイピング OF THE デート』とiアプリ『ゲッタイピングラブ!!』『ゲッタイピングラブ!!2』が発売(アプリ２種は配信)されている。３作品ともにキーボードや携帯電話での文字入力機能を利用した、ゲッターラブに登場する女の子が登場するタイピングゲームで、ゲームの世界観やキャラクターデザインがゲッターラブとほぼ一致しており、ゲッターラブを始めとした各作品を遊ぶことによって各キャラクターの微妙な背景が見えてくる点で興味深い。 また、ゲームボーイアドバンス用ソフト『ハテナサテナ』にもゲッターラブのキャラクターCGが登場している。
[編集] その他派生商品
前述の通り、キャラクター商品の展開は全くといっていいほどなく、64ドリーム誌の付録シールやプロモーションCDの他は非売品のテレホンカードが雑誌の読者プレゼント用などにごく少数配布されたのみのようである。Getter Love!! また、タイピング OF THE デートに関しては予約特典としてキーボード用アームレストが配布された。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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