ケフェウス座
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ケフェウス座 (Cepheus) | |
略符 | Cep |
属格 | Cephei |
英語での意味 | King Cepheus |
赤経 | 22 h |
赤緯 | 70° |
観測可能地域の緯度 | 90° - -10° |
正中 | 10月15日21時 |
広さの順位 - 総面積 |
27位 588 平方度 |
明るい星の数 視等級 < 3 |
1 |
最も明るい星 - 視等級 |
アルデラミン (α Cep) 2.44 |
流星群 | なし |
隣接する星座 |
ケフェウス座(Cepheus)は星座の1つ。トレミーの48星座のうちの1つ。
最初に発見されたケフェウス型変光星δ Cepheiがあることで知られる。ポラリス(北極星)がこの種類の変光星であることが知られている。
ケフェウス座はδ Cep以外にも明るく有名な変光星が多い。β Cephei(アルフィルク、ケフェウス座β型変光星の代表星)、μ Cephei(エラキス、ガーネット・スターとも呼ばれる美しい赤色超巨星)、T Cephei(ケフェウス座の代表的なミラ型変光星)、U Cephei(アルゴル型食変光星)、VV Cephei(食変光星、主星は赤色超巨星として有名)等。
[編集] 由来
ケフェウスはギリシア神話のエチオピア王で、カシオペア(カシオペヤ座)の夫。アンドロメダ(アンドロメダ座)の父。ただし古代ギリシャ人にとってのエチオピアはアフリカ全体のことで、ケフェウスは古代エジプト第25王朝の王だという主張もあるが、第25王朝にはそれらしい王の名はないともいわれる。
神話では目立たない存在だが星座も目立たない。
[編集] 呼称
日本では、セフェウス座と呼んだ時代がある。