クロード・シャブロル
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クロード・シャブロル(Claude Chabrol、1930年 - )は、フランスの映画監督。パリ生まれ。
1953年より「カイエ・デュ・シネマ」誌で映画評を書き始める。このとき、後のヌーヴェル・バーグの旗手達、ジャン・リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、ジャック・リヴェットらと出会う。
エリック・ロメールと共著で「ヒッチコック論」を出版する。ヒッチコックは彼の作品に大いに影響を与えている。
1958年『美しきセルジュ』でデビュー。翌年の『いとこ同志』(ベルリン国際映画祭金熊賞受賞)が興行的にも成功をおさめ、この収入が、ゴダール『勝手にしやがれ』の制作費にも当てられることになる。
他の作品に、『二重の鍵』、『主婦マリーがしたこと』、『ボヴァリー夫人』など。