クリストフォロス
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クリストフォロス(Saint Christopher, ギリシア語でキリストを背負うものの意)は、エチオピア正教の聖典『ガドラ・ハワヤルト』に登場する聖人。渡し守と旅人の守護聖人とされる。犬頭人身で描かれる。
もともとは恐れを知らぬ主に仕えることを望んでいた巨人で、カナンの王に仕えたが、王が悪魔を恐れていると知ると悪魔に仕え、悪魔が十字架を恐れていることを知ると、キリスト教に改宗した。キリスト教に改宗後は人に奉仕することを誓い、橋も渡し守もいない危険な川で旅人を向こう岸に渡すようになる。彼は旅人がやって来ると、その大きな肩に旅人と荷物をひょいと担ぎ荒れ狂う川を難なく渡すのである。
いまでは7月25日は聖クリストファーの祝日になっている。この日は旅を計画する人にとって最も縁起の良い日とされている。
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