クリストファー・ゲスト
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クリストファー・ゲスト(Christopher Guest,1948年2月5日-)はアメリカ合衆国ニューヨーク市出身の俳優・映画監督・脚本家である。
俳優・映画監督・脚本家として幅広く活躍しているが、特に脚本を書き主演もした1984年の「スパイナル・タップ」が有名。この作品のために架空のバンド"スパイナル・タップ"を作り上げ、その全米ツアーに密着するというドキュメンタリー方式を取っている。 この手法は"mock documentary"(モキュメンタリー)と呼ばれ、彼は「ドッグ・ショウ!」と「みんなのうた」も同じスタイルで製作している。しかし2005年、彼はもうこの手法は使わないと語った。
1984年に女優のジェイミー・リー・カーティスと結婚。彼女はローリング・ストーンズ誌に載っていたスパイナル・タップの写真を見て彼のことを気に入り、ゲストのエージェントに電話番号を渡したことから交際が始まったという。
彼の母親はアメリカ人だが、父親はイギリス貴族の出である。1996年に彼の父親がなくなったために、男爵の地位を受け継いだ。
[編集] 主な作品
- スパイナル・タップ This Is Spinal Tap (1984) 脚本・出演
- リトルショップ・オブ・ホラーズ Little Shop of Horrors (1986)
- ニューヨーカーの青い鳥 Beyond Therapy (1987)
- ア・フュー・グッドメン A Few Good Men (1992)
- ドッグ・ショウ! Best in Show (2000) 監督・脚本・出演
- みんなのうた A Mighty Wind (2003) 監督・脚本・出演
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