クォ・ヴァディス (映画)
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クォ・ヴァディス Quo Vadis |
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監督 | マーヴィン・ルロイ |
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製作 | サム・ジンバリスト |
脚本 | ジョン・リー・メイヒン S・N・バーマン ソニア・レヴィン |
出演者 | ロバート・テイラー デボラ・カー ピーター・ユスティノフ |
音楽 | ミクロス・ローザ |
公開 | 1951年11月8日 |
上映時間 | 171分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
制作費 | $7,000,000 |
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『クォ・ヴァディス』(Quo Vadis)は1951年のアメリカ映画。ヘンリク・シェンキェヴィチの同名小説『クォ・ヴァディス』を壮大なスケールのスペクタルとして映画化したものである。
監督はマーヴィン・ルロイ、出演はロバート・テイラー、デボラ・カー、ピーター・ユスティノフ、レオ・ゲン。他にもエリザベス・テイラーがカメオ出演しており、無名時代のソフィア・ローレンが奴隷役としてエキストラ出演している。アカデミー賞では作品賞の候補を始め7部門(助演男優賞は2人なので8候補)となったが、監督賞や脚本部門では候補になれず、受賞もなかった。暴君ネロを演じたユスチノフはゴールデングローブ賞を受賞し、アカデミー賞でも助演男優賞の候補となっている。
この作品の他にもサイレント期に作られたものは数多くあるが、この作品が『クォ・ヴァディス』の映像化作品としては最も有名である。近年では1985年のテレビ作品(日本未公開)、2001年にポルトガル語で作られたイェジー・カヴァレロヴィチ監督の『クオ・ヴァディス』(邦題はォが大文字)がある。