キング&バルーン
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| キング＆バルーン | |
|---|---|
| ジャンル | アクションゲーム |
| 対応機種 | アーケード[AC] MSX プレイステーション[PS] プレイステーション・ポータブル[PSP] |
| 開発元 | ナムコ |
| 発売元 | ナムコ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | [MSX]カセット [PS]CD-ROM [PSP]UMD |
| 発売日 | [AC]1980年10月 [MSX] [PS]1997年10月30日 [PSP]2006年2月23日 |
『キング＆バルーン』(KING AND BALOON)は、ナムコ（現・バンダイナムコゲームス）が1980年10月に発売したアーケードゲーム。MSXにも移植されている。1997年10月30日発売のプレイステーション用ソフト『ナムコミュージアム アンコール』、2006年2月23日発売のプレイステーション・ポータブル用ソフト『ナムコミュージアム Vol.2』にも収録されている。
[編集] 解説
基本的な内容は『ギャラクシアン』に近く、プレイヤーは城の上に設置された砲台を二方向レバーとショットボタン で操作し、ギャラクシアンではエイリアンにあたるバルーンを破壊していく。画面内のバルーンを全て撃ち落とせばラウンドクリアとなる。
バルーンは一面につき42機出現し、上空で編隊を組んでいるが数機ずつ編隊を組んで攻撃をしてくる。バルーンから発射される弾にあたるか、バルーンの体当たりで砲台は破壊される。但し、破壊された砲台は数秒後復活する。砲台が破壊されることによるペナルティはこの無防備時間以外に存在しない。
バルーンの色は4色あり、色によって撃ち落としたときの得点が異なる。また、色の違う3つのバルーンが合体し巨大なバルーンとなることがあり、これに弾を3発当てて撃ち落とせば高得点が得られる。
『ギャラクシアン』との最大の違いはタイトルにもなっている「キング」の存在である。キングは自機である砲台の下をランダムで左右に動いている。バルーンを砲台の下に逃した場合、『ギャラクシアン』とは異なりキングの移動している段にしばらくとどまる。この間にキングがバルーンに触れると、直ちにバルーンはキングを連れて飛んでいく。そのバルーンを打ち落とすことができれば（キングに弾は当たらない）キングは傘をパラシュート代わりにして帰ってくる（落ちてくるキングにバルーンが接触しても連れ去られる）。しかし、キングが画面外に連れ去られてしまうと1ミス。3ミスでゲームオーバー。得点が一定値に達すると1UPする。
つまり、自機は何度やられても構わない、そのかわりに勝手に移動するキングを守るという変わったゲームである。その為であろうが、バルーンの軌道はギャラクシアン等に比べていやらしい軌道を取ることが多い。
また、当時珍しい音声合成を搭載したゲームとしても知られている。しゃべる言葉はすべてキングの台詞で、連れ去られている途中の「HELP! HELP!」、キングを救出したときの「THANK YOU!」、ミス時の「BYE BYE!」の三つ。
MSX版には、『ギャラガ』のボーナスステージをアレンジしたボーナスラウンドが追加されている。ボーナスラウンドは初登場が2ラウンドクリア後に、以降3ラウンドおきに登場する。
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