キッカー (新聞)
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キッカー(Kicker Sportmagazin)は、ドイツで週2回発売されるタブロイド版のスポーツ新聞。正式名称はキッカー・シュポルトマガツィーン。
[編集] 概要
1920年にコンスタンツで創刊された「キッカー」が起源である。その後、別のスポーツ新聞として「シュポルトマガツィーン」が創刊されていたが、両者が1968年に合同し、現在の「キッカー・シュポルトマガツィーン」が成立した。(日本では「キッカー」という略称が普及している。)1997年よりインターネットを通じた記事配信にも着手した。
50ページ弱の記事は、ほぼ全てがサッカーの関連記事となっている。サッカードイツ代表についてはもちろん、ブンデスリーガ1部・2部の詳細な動向、データが示されているほか、レギオナルリーガ(3部)についても記事が充実しており、オーバーリーガ(4部)についても主要なニュースが記されている。海外リーグ戦の順位表もあり、約20か国の動向をつかむことができる。
国内外の順位表には、クラブ名の脇に、前期リーグ戦優勝を示す(M)、カップ戦優勝を示す(P)、昇格クラブを示す(N)、降格クラブを示す(A)の記号がつけられる。(M)(P)ともにつけられているクラブは二冠である。
選手に対しては、その活躍に応じて基本的に1から6までの点数評価がつく。(ただし、1と6がつく可能性は極めて少ない。)日本と異なり、数字が多い方が低評価で、数字が少ない方が高評価である。(すなわち1が最高。)日本の各情報誌よりは辛口な傾向がある。
[編集] 外部リンク
- キッカーの公式サイト(ドイツ語)
- キッカーによるクラブ・選手データ(評価含む)(ドイツ語、ドイツ語が苦手な方はノート参照)