カルチュア・コンビニエンス・クラブ
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
略称 | CCC |
本社所在地 | 150-6021 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー21階 |
電話番号 | 03-5424-1600 |
設立 | 1983年3月24日 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | ビデオ、CD、DVDなどのレンタル、販売 |
代表者 | 増田宗昭(代表取締役社長) |
資本金 | 116億8,300万円(2006年3月現在) |
売上高 | 2,283億7,900万円(2006年3月期、連結) |
従業員数 | 2,558名(グループ全体) |
決算期 | 3月 |
外部リンク | www.ccc.co.jp |
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC; Culture Convenience Club Co., Ltd.)は、音楽・映像ソフト(CD、ビデオ)の賃貸・販売および、ゲーム、雑誌・書籍販売の複合量販店を運営する「株式会社TSUTAYA』(蔦屋)等を統括する持株会社である。
登記上の本店・本社は大阪府大阪市北区梅田2丁目5号25号(梅田阪神第一ビル)。
東京本社は東京都渋谷区恵比寿4丁目20号3号(恵比寿ガーデンプレイスタワー)。
Tポイントを展開中。
主な業務は上記の通り複合量販店であるが、顧客情報を利用したマーケティングサービス・情報提供も行っている。顧客情報の提供は会員規約にもはっきりと記載されており、申請により情報提供を停止することもできる。
目次 |
[編集] 沿革
- 1982年 - 大阪府枚方市の枚方駅前百貨店5Fに、喫茶店兼レンタルレコード店の「LOFT」を開店。
- 1983年3月 - 「LOFT」の姉妹店として、枚方市岡東町24-14大和ビル1F・2Fに1号店である「蔦屋書店 枚方駅前店」(現在は移転してTSUTAYA 枚方駅前本店)を開業。
- 1985年9月 - 大阪府吹田市垂水町にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社を設立。
- 1986年6月 - 加盟店舗への商品供給のため、日本出版販売株式会社と業務提携。
- 1988年1月 - 中古商品を取り扱うユー・ファクトリー株式会社(現在のカルチュア・パブリッシャーズ株式会社)を大阪府吹田市に設立。
- 1988年10月 - マーケティング部門として株式会社アダムス(現在の株式会社Tカード&マーケティング)を大阪府吹田市に設立。
- 1993年7月 - CD販売事業「TSUTAYA RECORDS」のフランチャイズ展開を開始。
- 1994年7月 - 書籍販売事業「TSUTAYA BOOK NETWORK」のフランチャイズ展開を始める。
- 1994年10月 - 『ないビデオはない』をコンセプトに掲げた都市型大型店「TSUTAYA恵比寿ガーデンプレイス店」オープン。
- 1994年10月 - 『マルチ・パッケージ・ストア』の原型ともいえる店舗「TSUTAYA山内店」オープン。
- 1995年9月 - タイ・バンコクに「TSUTAYAプレジデント・パーク店」オープン。
- 1995年12月 - 大阪府枚方市にマルチ・パッケージ・ストアのモデル店「TSUTAYA東香里店」オープン。
- 1996年9月 - 東京都世田谷区に加盟店および社員向け研修施設「蔦屋楽舎」を開校。
- 1997年5月 - ゲームソフト販売事業「GAME TSUTAYA」のフランチャイズ展開を開始。
- 1998年7月 - 韓国・城南市に株式会社シーシーシーコリアとのライセンス契約による1号店「C3 CLUB盆唐本店」オープン。
- 1998年10月 - 初の東京をフランチャイズとするプロサッカーチーム・FC東京の運営会社である東京フットボールクラブ株式会社設立に、東京ガス、富士銀行、テレビ東京などと共に主要株主として参加。
- 1999年7月 - インターネットを利用したサービス「TSUTAYA online」開始。
- 1999年12月 - 渋谷ハチ公交差点正面に商品位置検索システム、シネマコンシェルジュ、音楽ダウンロード端末など、新サービスを取り入れた未来型店舗「SHIBUYA TSUTAYA」オープン。
- 2003年3月 - 株式会社ローソン及び新日本石油株式会社との間でポイントに関する業務提携を締結。→関連項目「ティーポイント」を参照。
- 2003年4月 - 東京都港区に開設された商業施設「六本木ヒルズ」内に「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」をオープン。
- 2004年4月1日 - 会員証の全国共通化サービスが一部店舗を除き、開始。
- 2005年3月31日 - 丸井からヴァージン・グループの日本法人ヴァージン・メガストアーズ・ジャパンの全株式を取得し子会社化。
- 2006年3月1日 - CCC本体からTSUTAYA事業を分割し株式会社TSUTAYAを新設、持株会社制へと移行。レントラックジャパン、アイ・エム・ジェイ、デジタルスケープ、デジタルハリウッドを傘下に。
- 2006年6月 - 新星堂の第三者割当増資を引き受け、新株予約権を取得。
- 2006年7月 - すみやの第三者割当増資を引き受け子会社化する予定(増資後の出資比率は69%)。
[編集] 役員構成(2006年6月現在)
[編集] 株主優待(2007年3月末時点の株主)
単元株数は100である。
株数 | TSUTAYAポイント |
300以上 | 2000 |
3000以上 | 5000 |
10000以上 | 10000 |
[編集] 関連会社
- 株式会社TSUTAYA
- 株式会社ツタヤオンライン
- 株式会社Tカード&マーケティング
- 日本ソフトサービス株式会社
- 株式会社レントラックジャパン
- 株式会社TSUTAYA STORES ホールディングス
- 株式会社エスクァイア マガジン ジャパン
- カルチュア・パブリッシャーズ株式会社
- 株式会社レントラックジャパン
- 株式会社アイ・エム・ジェイ
- 株式会社デジタルスケープ
- 株式会社デジタルハリウッド
- 株式会社ヴァージン・メガストアーズ・ジャパン
[編集] 主なエリアフランチャイジー
- デンコードー(東北地区の一部店舗をTSUTAYA by Denkodoで運営。)
- 高桑書店(本社・潟上市。上記、デンコードーで運営する能代店・大館店以外の秋田県の店舗を「高桑書店TSUTAYA○○店」で営業。かつては「蔦谷書店」の名称だった。)
- トップカルチャー(新潟、長野、関東地方の一部で蔦屋書店を展開。)
- 文苑堂書店(富山県)
- すばる書店(千葉県)
- 兼松コミュニケーションズ(東京都・山梨県)
- 精文館書店(愛知県・神奈川県)
- 自由書房(岐阜県。ファミリークラブ名義。)
- 白揚(三重県)
- オー・エンターテイメント(近畿・東海地方の一部で展開。オークワグループ。)
- ダイレクトショップ(近畿・北陸・東海地方の一部で展開。平和堂グループ。なお、岐阜県内2店舗はヤナゲンの子会社旧・ヤナゲン商事により薩摩屋書店名義で出店していた。)
- ウイル(高知県・愛媛県で展開。サニーマートグループ。)
- サンレジャー(業界3位のレンタル店チェーン「サンホームビデオ」を運営していたが、2005年にFC加盟。小野グループ。)
- ビコムキタムラ(九州で展開。「BOM」の店名でレンタル店チェーンを運営していたが、2005年にFC加盟。)
- 新星堂(TSUTAYAのFCを予定。)
- すみや(東海・関東地方の一部でTSUTAYAのFCを予定。)
[編集] 関連項目
- アコムレンタルが経営していたレンタルビデオ店の業務を全て引き継いでいる。
[編集] 外部リンク
- カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
- 株式会社ツタヤオンライン
- TSUTAYA STORESホールディングス(TSUTAYA直営店舗や、VIRGIN MEGASTORES、ブックオフなどの運営を行っている)
- VIRGIN MEGASTORES JAPAN
- TSUTAYA DISCAS(日本最大のネット専門宅配オンラインDVD&CDレンタルショップ)