ノート:カキ (植物)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
[編集] 柿は胆の毒?
「柿は胆の毒」聞きますが、まず「胆」ってどの臓器でしょうか。そして、本当に人間に毒なのでしょうか?昔の人の根拠の無い迷信なのでしょうか。--Emana 2005年10月31日 (月) 20:25 (UTC)
一年越しですが、初めまして。純之助と申します。ご質問の「胆」のことですが、これは、そのまま意味を取れば胆嚢(たんのう)、になりますが、そのまま「きも」とよんで、「肝」すなわち肝臓をさす言葉にもなりますね。関が原の合戦の後、西軍の将、石田三成が捕らえられ、柿を薦められて「柿は胆の毒である。せっかくだが頂戴できない」と辞退した故事が有名ですが、どうもそれが一人歩きをしているような気がします。柿は曲がりなりにも果物ですから、たくさん食べれば腹が冷え、結果腹を下しますよね。胆には「はら」という意味もありますから、もしかしたら、「腹に悪い」という意味もあって、石田三成は柿を辞退したのかもしれません。ただ、柿には肝臓を壊すような成分は含まれてはおりませんし、もし含まれていれば、こんなに広く食べられてはいなかったでしょうから、安心して召し上がるのが良いんじゃないでしょうか?一年隔てて、また柿の美味しい季節ですが、あんまり食べ過ぎないように注意してくださいね。それこそ「腹の毒」ですよ。----純之助 2006年10月17日 (火) 13:50 (UTC)
[編集] 東アジア固有?
Tomomarusanに質問:「東アジア固有で、長江周辺に自生」ということは、日本やメキシコで栽培されている柿は移植栽培ということでしょうか。いつごろどういう風に日本で柿が栽培されるようになったか、もっと知りたいです。--Emana 2005年12月9日 (金) 17:22 (UTC)
- メキシコで何という名前で売られていますか?"caqui"(カキ)じゃありませんでしたか? 参考 柿食えば長い歴史の味がする--Ypacaraí 2005年12月10日 (土) 01:33 (サイン補う--Tomomarusan 2005年12月10日 (土) 04:53 (UTC))
-
- ブリタニカ国際百科事典で調べたところ、カキの原産は中国とのことです。ついでに広辞苑もさっと見て見ましたが同様でした。Ypacaraíさんの示された資料もあわせ、ブリタニカも同様に言うところには、中国原産ではあるがかなり昔から栽培されているがために品種が大変多い、つまりはEmanaさんのおっしゃるとおり日本やメキシコで栽培されている柿のおおもとは中国からからということになります。カキには渋柿と甘柿がありますが後者の甘柿は日本独自のもので、日本国内で品種改良が行われた結果現在のような甘柿が出来上がったようです。さらにこの甘柿、(これまた手短の辞書で申し訳ないのですが)ジーニアス英和辞典によると、近年Japanese Persimmon(=甘柿)として小さな渋柿しかなかったアメリカに移植され始めているとのことです。あとはYpacaraíの出された資料が詳しいと思います。--Tomomarusan 2005年12月10日 (土) 04:53 (UTC)
-
-
- 古代では、アジア圏も日本も陸続きでつながっていましたので、既にこの時期に柿が出現していたとすると、「古代のアジア大陸原産」等とされるのが正しいような気もするんですが...。 それらの百科事典の記述は、本邦がアジア他国と分断されてから、中国に新種としての柿が派生・出現したことになっているのでしょうか?―メリケン・ステーツ 2005年12月10日 (土) 19:30 (UTC) 4~
-