エリック・モラレス
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基本情報 | |
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本名 | エリク・イサーク・モラレス |
あだ名 | El Trrrible(恐怖の男) |
階級 | スーパーフェザー級 |
国籍 | メキシコ |
誕生日 | 1976年9月1日 |
出身地 | メキシコティファナ |
命日 | |
死地 | |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 53 |
勝ち | 48 |
KO勝ち | 34 |
敗け | 5 |
引き分け | |
無効試合 |
エリック・モラレス(Erik Morales、1976年9月1日 - )は、メキシコティファナ出身のプロボクサー。ニックネームはエル テリブレ(恐怖の男)。スピード、パワー、テクニックを兼ね備えたボクサーファイター。2004年2月にはフリオ・セサール・チャベスに続き、メキシコ人としては2人目となる3階級制覇を達成。弟のディエゴ・モラレスも元世界チャンピオン。
[編集] 来歴
- 1993年3月プロデビュー。
- 1994年12月29日 ホセ・フィリッポ・バルデスに8RTKOで旧スペイン語圏S・バンタム級タイトル獲得。
- 1995年4月21日にはエンリケ・フピテルを下し メキシコ国S・バンタム級タイトル獲得。
- 1996年7月14日ファン・ルイヅ・トーレスを12R判定で下し、NABF北米S・バンタム級タイトル獲得。
- 1997年9月6日には辰吉丈一郎を二度下したことのある、ダニエル・サラゴサに11RTKO勝ちでWBC世界S・バンタム級タイトル獲得。
- その後、ジュニア・ジョーンズ、ウェイン・マッカラーなどの元世界王者を攻略し防衛を重ねていく。9回目の防衛戦ではライバルとなるWBO王者マルコ・アントニオ・バレラと統一戦を行い激しい打撃戦の末、判定に対し賛否両論の出る接戦を制した。しかしWBO側がこの試合を統一戦と認めずWBOタイトル奪取はならなかった。
- 2000年9月2日にはWBC暫定世界フェザー級王座決定戦でケビン・ケリーを7RTKOで下し、WBC暫定世界フェザー級タイトルを獲得。2001年2月17日にグディ・エスパダス・Jrとの王座統一戦に挑み12R判定で正王者に昇格。
- 2002年6月22日には3度目の防衛戦でマルコ・アントニオ・バレラと再戦。前回とは反対の技術戦となり僅差の判定で初の敗北を喫する。
- 同年11月にはポーリー・アヤラとの王座決定戦で勝利し、再びWBC世界フェザー級タイトルを獲得。
- 2004年2月28日にはヘスス・チャベスを下し、WBC世界S・フェザー級タイトルを獲得。メキシコ人としてはフリオ・セサール・チャベス以来、2人目となる3階級制覇を達成。
- 同年7月にはIBF同級王者カルロス・エルナンデスに12R判定勝ちでIBF世界S・フェザー級タイトルを獲得。しかしすぐに返上。
- 11月27日には宿敵マルコ・アントニオ・バレラとのラバーマッチですさまじい打撃と技術の応酬の末2-0の判定で2度目の敗北。タイトルを失う。
- 2005年3月19日、マニー・パッキャオに12R判定勝利で健在ぶりをアピールするが、同年9月10日ライト級に階級を上げてのザヒール・ラヒーム戦では大差の判定負け。
- 2006年1月21日、マニー・パッキャオとの再戦では10Rにキャリア初のKO負けを喫し、同年11月18日のラバーマッチでは3RTKOで連敗。試合後の会見では引退をほのめかす発言をしている。