エリザ・ボナパルト
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マリア・アンナ・ボナパルト(Maria Anna Bonaparte)、通称エリザ・ボナパルト(Élisa Bonaparte, 1777年1月13日 - 1820年8月7日)は、ナポレオン・ボナパルトの妹。エリーズ・ボナパルトとも。トスカーナ大公(在位:1809年 - 1814年)。
1777年、コルシカ島で生まれる。1784年に当時の女子教育の最高学府であるサン=シール学院に入学するも、1792年に中退を余儀なくされた。1797年に軍人フェリーチェ・パスクヮーレ・バチョッキと結婚。1804年にフランス第一帝政が始まるとともにフランス帝国の女大公となり、1806年にはルッカ=ピオンビーノ大公妃になった。1809年にトスカーナ大公国が復活すると大公に任命されたが、1814年にナポレオンが失脚すると逃亡した。
[編集] 外部リンク
- トスカーナ大公
- 1809 - 1814
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- 先代:
- (フランス帝国による統治)
- 次代:
- フェルディナンド3世