イデアの日
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イデアの日 | |
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ジャンル | ロールプレイングゲーム |
対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | ショウエイシステム |
発売元 | ショウエイシステム |
人数 | 1人 |
メディア | ロムカセット |
発売日 | 1994年3月18日 |
価格 | 10,185円 |
イデアの日( - ひ)は、1994年3月18日にショウエイシステムから発売されたスーパーファミコン用コンピュータRPG。漫画家・相原コージが原案・シナリオ・キャラクターデザイン、音楽をJ-WALKの知久光康が手がけている。 これはシグマから発売された摩訶摩訶と同じコンビである。 相原本人がウィンドウ一つ開く速さまでプログラマーに注文つけたと言う位、シナリオには力を入れている。
パッケージ上のゲームタイトルロゴは、「日」の字の中央の横棒部分に重なって得体の知れない眼が一つ描いてあるというデザインで、そのためゲーム名をイデアの目と間違えて認識する人間が当時多かった。
目次 |
[編集] 登場人物
- 主人公(デフォルト名カメキチ)
- 超能力が使えるが故に研究所で軟禁され続けていた。出身はナガサキの近く。生みの親と育ての親が違う。超能力を呪文として使え、イベントを通じて新しい超能力を覚えていく。あまりにも不幸すぎるため、運の良さが極めて低い。
- りんこ
- フクシマの女子高生。優等生の姉と比べ続けられている。隠し通路を発見したり、ワナのある宝箱が判別できる。得意武器は弓。
- 雷岩(らいがん)
- マツヤマの相撲取り。格闘技に出場したために、破門された。素手で戦えるが、ビニールホースやゴムホースを持たせると効果的。防具が装備できない。
- ミコト
- ハチオウジで呪いを解くボディコン霊媒師。霊能力を呪文として使うことができる。得意武器は日用品
- ジャド
- シカゴの泥棒。鍵のかかったドアをこじ開けたり、宝箱のワナを解除できる。得意武器はナイフ。
- Dr.ポー
- 科学者。特力が使える。得意武器は銃。
- トムトム
- 謎のキャラ。EDで素性が明かされる。モンスターの使う技を使える。HPは低いが防御力は高い。固定HPダメージに弱い。雷岩と同じく、防具が装備できない。
[編集] 戦闘について
たたかう、にげる、しんだふりのいずれかを選択。
たたかうを選んだ時は、自分の持ち物の中から武器を選択し、ターゲットを指定する。
しんだふりは1ターンしんだふりをして相手を油断させる。しかし、全員成功しないといけないが上に主人公の運が極めて低く滅多に成功しないので、使う機会は少ない。ボスには効かない。 クリティカルヒット時はべらめんちょ ずんばらぴ ほにゃぷー もひもひーん ふももぽーんなどの掛け声をあげる。
通常攻撃以外に、主人公、ミコト、Drポーは特殊技が使える。
主人公はいかりのさくれつというゲージがあり、敵からダメージを受けてゲージがマックスになると全体攻撃が使える。
[編集] 関連書籍
- 相原コージのゲームデザイナーへの道 イデアの日必勝攻略法(双葉社)
- 1994年5月初版 ISBN 457528310X